体が悲鳴を上げていて
声も喉もカラカラで


だけどあたしはおかしい。


もっともっとと、
拓を求めている。



「琴音、もっと乱れて……。
 壊れてっ……」

「た、くっ……」



その言葉すらも
ただの媚薬となって、あたしの体を侵食していく。



この人に壊されるなら
むしろ本望だ―――。