「え、その反応……もしかして、いるの?!」


「ちょ、しーっ、朋美、声でかい!……てかそんな人いないし!」





嘘、教えてよー、と私の制服の袖を掴んで揺らしているのは、クラスの親友、坂上朋美だ。