赤糸~新撰組の飼いがらす~




京の町を歩く女たちよりも。
島原で舞う女たちよりも。


ずっとずっと、美しかった。



土方ですら、見惚れてしまうほどに。



総司と隊士たちの息遣いが、やけに煩く聞こえた。


彼女の左側の腰に差してある、二本の刀二目をやる。




「…女のくせに、んな危ねぇもん振りまわしてんじゃねぇよ」