一瞬そう考えたが、すぐにあり得ないと首を振った。 総司は新撰組の中でも一、二を争う程の実力者だ。 『三段突き』という、我が天然理心流とは別の技を使う。 そんな彼が、軽傷とはいえ怪我を負い、そしてここまで吹っ飛ばされた。 陶酔していてその力があるとは考えにくい。 だとしたら何故、あんなにも足取りがおぼつかないのだろう。