「次は美術だから美術室か・・・。」

そう呟いて俺は美術室へと向かった。

スッ・・・

誰かとすれ違った気がした。

どこかで見たことのある誰かと・・・

そう思って俺はパッと後ろを振り返った。

振り向いた先にいたのは・・・

「よ!!俊!」

「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

いつの間にか背後にいた増崎を見て俺は発狂してしまった。