「・・・だからなに?」

「つまり。増崎に人生質問をした=増崎の事を尊敬している=スケベな増崎を尊敬している
というとになるだろう?」

優の顔色がどんどん青くなっていく。

「でも!!増崎君がスケベだなんて、確実に決定したことじゃないじゃない!」

優が必死に抵抗するのに対し、蓮は余裕の笑みを浮かべて、

「じゃあ彼が見ている雑誌を見たらどうだ?」

と言った。

優は「いいわよ」と言うと、増崎の方へずんずんと歩いて行った。