「よく考えてみろ、お前は俺をスケベだといった。ならば、スケベという事にしよう。スケベの俺がいつも読んでいたあのアニメ雑誌。ではそれを読んでいる・・・」

そう言って蓮は増崎を指さした。

「あいつもスケベということになる」

優はばっかじゃないの?といった目で蓮を見た。

「だから?」

「だからもなにも、今答えを言ったもんだろう?
お前はさっき、増崎に人生質問的なものをした。」

「してないわよ」

「じゃあ、さっきのやりとりは何だ?
“・・・ふえっ!?増崎くん・・・それって、す・・・すす・・・”だーって。w」

優の表情が一瞬歪んだ。