「・・・なんだ・・・?これ・・・」

俺は絶句した。座り(立ち)つくした。そんな俺に、何故か唯一無事の周良が話しかけてきた。

「・・・読者の皆様のご想像にお任せするわ」

「お前ちゃんと説明しろー!!周良!!っていうか、そのセリフ、また蓮に教えられたな?」

「いや、“俊が目を覚ましたらこれを言え”って、優が・・・」
何やってんのあいつーーー!!

「それで、どうしてもそのセリフを言いたくて、思わず我が魔法の杖(木の棒)で目醒めさせたというわけだ。」

「その過程はわかったけど、なんでここまであいつらボロボロなわけ?まぁ莉愛はなんとなくわかるけど・・・」

「ちなみに莉愛は私が罵ったわけではない。」

うそおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?

じゃぁなんであいつ痙攣してんのー!?

「すまん、想像力がないせいか、全くもってわからない。」

「・・・仕方がない。お前はゲームオーバーだ「(え?ゲームだったの?)」答えを言ってやろう」

周良の説明からするに、時は俺が意識を失って(?)から、約39分前の事だった。―――

随分と中途半端な時間だなおい。