「ひっく・・・流明ちゃん・・・・・・
今度来たときは腐女子になって帰ってくるんだぞ」

「増崎!腐女子よりもヲタクになるのを祈ろう!!」

「我は蓮の見方につく。」

「わ・・・私だって、婚約者なんだから蓮の見方に・・・・・・!!」

「俺はお断りだ。」

「周良・・・・・・私の見方は・・・?」

「も・・・もちろん、莉愛も愛している」

「・・・バカップル・・・いいなあ・・・・・・」

「ああー!これでボクっ子とお別れだなんて・・・!!」

「流明ちゃん、またこいよ。待ってるからさ。」


みんなそれぞれの想いを一方的に伝えながら、
流明を見送った。


・・・咲しかまともなことを言っていないと思うのは俺だけだろうか・・・?


しかし流明はそんなみんなの訳もわからならい言葉に

「・・・うん。みんな、ありがと。」

そう言うと大きく手を振り駅の階段を下っていった。