「はあはあ・・・流明ちゃんと・・・・・・隣の席・・・・・・・・・!!」

「お母さん!!こいつの名前、“変態”なんだ!!文字通り変な奴でな?気持ち悪いんだ!!!!」

「違うよ流明!?この子は井生君だよ!??何十回言えばわかるんだ・・・・・・」

「ふふふ。楽しそうで何よりね」

俺らは近くにあったレストランで食事することになった。

「でも本当にいいんですか?こんな大人数の分をおごっていただいて・・・・・・」

優が申し訳なさそうに言った。なんてできたやつ!!!

さすがMy Angel!!!

「いいんですよ。流明がお世話になったんですから。」

母さんも笑顔でそう言った。

「でも!!私の家は結構なお金持ちなんで、また何かお返しします!!
いや~、有り余る程お金があって、もう使い道をどうしようかと・・・」

・・・まあ、確かに優の家はすごくでかいと莉愛も言っていたしなあ・・・

優のその言葉を、母さんはにこやかに頷いてから、

「ところで、俊?」

笑顔でスルーした。