ちょう普通だったミンナが変わってしまいました。

そこにはいかにも芸能人みたいな超絶イケメンの人がいた。

身長も普通に180cmはありそうで、少し癖がかった髪が、美形な顔をさらに引き立てている。

そんな彼が相手しているのは、彼に一目ぼれした女たちのようだ。

まさに、現代の王子様・・・

そんな感じだった。

「蓮・・・?何そんなビビッて・・・あ、そうか、自分よりイケメンな人に出会って、驚いてるんだろ?」

俺が冗談で場を和まそうとしているのに、蓮はいまだに震えたままつっ立っている。

と次の瞬間、きびすを返したように蓮が後ろを向いて走り出そうとした。

「ええ!?ちょっと待て!!俺らお前を追ってここまで来たんだぞ!?増崎たちに合流してだな・・・・・・あれ?増崎は?」

辺りを見回すと、みんないるのに増崎だけいない。

まさかあいつ・・・・・・