枕に頭を乗せた流明は、

「早く明日になあれ♪」

と言いながら実に楽しそうに笑っていた。

「・・・なあ、流明。」

俺はさりげなく訊いた。

「なんか悩みとかあったら・・・頼りない兄ちゃんだけど何でも言えよ」

そう言うと、流明は一瞬きょとんとした後、

「あはははははははは!」

と大爆笑した。