俺は鞄を持って、いつの間にか教室で待っていた増崎と共に下校した。

そして秘密基地へ行き、今日の仕事を終わらせたという達成感に満たされたまま寮へ帰ると、当たり前のように流明がいた。

「おう!お帰り!!俊!!」

流明はいつものように俺に笑顔を見せて、

「今回のアニメ、面白かったぞ!!蓮はすごいなー」

などと普通の話題に入って、俺と話した。

・・・普通にいつもの流明・・・・・・だよな?

俺は疑問を覚えつつ、

「流明、明日楽しみだな」

そう言った。