金曜日の放課後・・・

「よう俊!いよいよ明日だな!!」

増崎がポンッと俺の肩を叩いた。

「ああ・・・。そうだな」

「お前の浮気相手、どんな服着ていくんだろうな~?」

「バカか!!大体、それは違うって何度も・・・・・・」

俺が笑いながら逃げていく増崎を追っかけていると・・・・・・

見慣れた人影を見た気がした。

「・・・・・・?」

俺は不思議に思って、増崎を追うのをやめ、その人影を追うことにした。