「もういいんじゃないかな?ちょっとやりすぎたかもね。」

井生君!!あなたは神様ですか!?

「ああ、そうだな」

蓮も同意。

みんなの機嫌が直ったところで・・・

「あのさ、メール、見てくれた?」

俺が少し遠慮気味に訊くと、

「見たけどさ・・・咲って・・・・・・記憶喪失になってんだろ?・・・大丈夫なのか?」

と、代表して蓮が心配そうに答えた。

「ああ。それには及ばないぜ!ちゃんっと話はつけてきたから!だから誘いのメールも来んだろ!!」

俺がどうだという感じで胸を張る。