ちょう普通だったミンナが変わってしまいました。

・・・流明は咲の事を覚えていて、俺は忘れていた・・・・・・

これはどういう事なのだろうか?

もしも咲の言ったことが正しいのであれば、
俺はあいつが虐待されているところを見て
彼女を忘れたくなったということになる。

しかし、果たしてそれは本当なんだろうかという考えが頭をよぎる。

咲が虐待されている姿は、今の俺でも見た。

けれど、忘れたいというよりかは、
むしろ助けたいという感覚が俺の体の中から湧き上がってきた。

もし、昔の俺がその感覚を同じく体験したというなら、
自身で忘れたと考えるのは難しいだろう。

だとすれば、俺が忘れたくなくても、周りが無理やり忘れさそうとしたか・・・

一番それを知ってそうなのは俺の親ということになるが、
母さんは電話ブチギリしてしまうし、父さんは仕事だし・・・
で今回は聞くことができなかった。

でも、あの感覚は前に一度感じたことがあるような・・・・・・

この感覚が、昔の俺が残したメッセージだとすれば、
今の俺にできる事は、その感覚の意味を考えて、行動に移すことだと思った。