小さな机と小さな椅子。

そこに一人の女の子が座っている。

歳は・・・九つくらいだろうか・・・?

その愛らしい手で握られているペンが描き出すものとは・・・

“甲条流明中学1年生 小学生とか思った奴は・・・殺る・・・!!”

な~んて文字だった。

「って・・・なんてこと書いてんだよ!!授業中に!!!」

俺は最低限のボリュームで喋る。

「だって・・・みんな僕の事小学生って思ってるから・・・ちょっと懲らしめようと思って・・・」

目が怖い目が怖い。