「俊!流明ちゃんがうちの学校に来てみんな慌ててるぞ!?」

「・・・は?」

「お前が心配なんだとさ。何ともまあ可愛い妹を持ってるもんだよ。」

増崎が慌てもせず、うらやましさ満帆の顔で俺にそう言う。

何でこいつ流明が来てんのに平気な顔してられるんだ・・・?

一大事だろ・・・!!

「流明!今すぐ寮に帰れ!!ただでさえ寮に泊めてもらえて、学校に迷惑かけてるっていうのに・・・」

俺が流明に説教していると、

「まあまあ。いいじゃないか。ボクっ子なんだし?」

井生君の登場でさらに話がこじれる。

「ホラ!俊!こいつもそう言ってる!!だからしばらく僕も授業に出させてもらうぞ!!いいな?変態!!」

「もちろんだよ~」

いいのかよ!!