ちょう普通だったミンナが変わってしまいました。

「なんでここに居るんだよ!!」

「買い出し。ここ、大きな本屋あるだろ?うちの近くだと売ってないからさぁ・・・」

「そうなんだ。・・・って、それはそうと、急に出てくるなよ!びっくりするじゃんか。」

「じゃあ人のいないところでその人の名前を口に出すな。勘違いされんだろ」

「べべべ別にそんな感じでお前を見てるんじゃない!!好きとかそんな気持ちは一切ないから!!」

「・・・あっそ。」
そっけなく突き放された気分だ。

「でも、前は好きって・・・ああ。あれはあの年だったから・・・」(ボソ

「え?俺らって昔からの知り合いだったっけ?」

「は?何言ってんの?あたし何も言ってないし。」

なるほど。聞き間違いという事か・・・。

「・・・あ、そういえば、流明・・・って言っても分かんないか。
ちょっと周りとは雰囲気違うくてさ、小さくて美人でモテそうでセミロングぐらいの茶髪の女の子見なかったか?」

「俊・・・いつからそんなキモイキャラになった?それ完全にナンパかなんかだぞ?」

「違うわ!!俺の妹だよ。」

「へぇ。あれが流明ちゃんね・・・・・・ふーん。」

俺はその言葉を聞き逃さなかった。

「あれが!?いまあれがって言ったよね!?知ってるの?見たの?」

咲はお前馬鹿なの?みたいな顔をしてから、少し考えるような素振りをして、

「あぁ、知ってる。見たよ。あたし、結構印象に残ったのは覚えてるんだ」

「頼む!!どこで見たか教えてくれ!!!」

と言って、頭を下げて手を合わせた。