「そっか・・・じゃあ僕悪いことしちゃったんだね。」

井生君は悲しそうな表情を浮かべる。

「えっ!?違う違う!!そんなんじゃないって!!言い方が悪かった!!だから、この秘密基地に入ったから、その掟を井生君に結んでもらおうとしただけだよ!!」

むぅ・・・喜怒哀楽というものはここまでも人の感情を動かすのか・・・

「そうだったんだ。もちろん!!皆がいいなら」

「ではでは~!掟その1!!毎日ここに来ること!!」

増崎がいばって掟を語りだす。

丸暗記がすごいと感じたのは俺だけか?

「毎日!?」

「その2!秘密基地の事は誰にも言うな!!」

「増崎と関崎が破ってるけどな。」

「そういえばタカトッキーはどうするんだ?」

「あんなおばさんに掟を結ばせる必要なんてない。来たら追っ払う。」

「その3!・・・・・・」

※長いので省略