・・・いや。

みんながそう思ったとしても、もし俺の中の中の自分がそうだったとしても、表面の俺が・・・

「違う!!」

許さない!!

「たとえ周りがどう見ても嫌いに見えても、俺は、・・・自分はそのことを認めない!だって・・・あいつらは・・・嫌ってた俺の事を受け止めて自ら変わろうとしてくれた!なら、俺も受け止めてくれたあいつらを・・・あいつらの変わっちまった性格を・・・

受け止めるよ」

彼女は一瞬ハッとした顔になると、さっきまでの表情に戻り、

「その顔だ。」

と言った。