ちょう普通だったミンナが変わってしまいました。

「運動神経いいんだなぁ・・・」

「鍛えてるから」

はぁはぁと息切れをしながら、(彼女除く)俺たちは草むらに寝そべっていた。

必死に走ってきたもんだから、ここが何処かもわからない。

「・・・なんで助けてくれたんだ?」

呼吸が整ってから、俺は彼女に訊いた。

「轢かれそうだったから。」

いや、そりゃ見たらわかるでしょ。

そうじゃなくって・・・。まあいいや。

「そんなにすぐ体動くもんなんだな。」

「反射能力を身につけてるから」

即答だなこいつ。

「すごいな。それも鍛えたのか?」

「あぁ」

「なんで鍛えてるんだ?」

「それは・・・」

今まで即答だったのにも関わらず、この質問だけ一瞬言葉を詰まらせた。

「いろいろあるんだよ。」

と言ったきり何も喋らなくなった。