ちょう普通だったミンナが変わってしまいました。

いくら考えても無駄だ。

そう思った俺は思わず外に出た。


一体どうしたら・・・
一体どうしたら・・・

こんなに俺はヘタレダメ人間だったのか・・・

何もできない俺に、あいつらを幸せにすることなんてできない。

俺はそんな事ばかり考えながらひたすら走っていた。

そう、何も周りを見ずに・・・―――――――

ブーーーーーーーーーーッ!!!

大きなクラクション。

俺の目の前に迫る赤い自動車。

俺が何も考えずに走った先は大きな道路。

歩道も何もない、車専用の、決して踏み入れてはいけない領地。

俺は頭が真っ白になった。
その中で唯一思い浮かんだ―――――――

“死”という言葉・・・

「うそだろ・・・」

俺は思わず目を瞑った。