それからのあたしは・・・・異様な位テンションが高くて明るかった




って言うより明るく振舞うようにしていた




茜ちゃんたちには赤ちゃんを流産してしまったことを真っ先に告げると絶句してしまい物凄く驚いたようだったけどあたしは努めて明るく振舞った




蓮のこともなるべく考えないようにして周りのみんなに心配をかけないようにした




でも・・・・そんなあたしの心の中は明るさとは裏腹に正直言ってぼろぼろだった




毎日枕を濡らしている日々




もう、泣かないって決めたのに・・・・




食欲もなくなって夜だけご飯を一食だけ・・・なんて日々が続いていた




そんなある日この頃ふと思い出すのはお母さんのことだった



お母さんも子供を亡くしてるんだ




あたしとはまるでケースが違うけど・・・・お母さんは病気で、あたしは流産で・・・



どんな思いだったんだろう



哀しかったよね・・・・辛かったよね




あたしの中でお母さんへの思いが日に日に膨らんでいったけれど逢うことに戸惑うあたしが居た