「ほ・・・ほんとに?莉子ちゃん?!」
「ほんとにほんと・・・・昨日涼くんのお父さんの病院に連れてってもらってちゃんと検査もしてきたから間違いないよ」
「そうなんだ・・・・って涼くんの家ってお医者様だったの!知らなかった~知ってた?茜ちゃん」
「だからか・・・・どこの病院連れてったのかなって思ってたけどお父さんの病院に連れてったんだ、なるほどね・・涼くんとこの病院ってだけですぐ妊娠って言葉が頭に浮かぶもんね」
ひとしきり騒いだあと冷静になったふたりはそのあと涼くんの家の話題になりお父さんが医者だと知っていたのは茜ちゃんただひとり
なんでも試験勉強で一緒に勉強したときどこの大学を受験するのかってさらっと聞いたら本人が医学部って答えたそうで・・・・
「親父みたいな医者になりたいから医学部受験してゆくゆくは医者の道に進みたい、そんなこと言ってたから家は医者だってことは知ってたけどまさか産婦人科医だとはその時は知らなくて、まあ産婦人科医だと知ったのはつい最近のことだけどね」
茜ちゃんはそう答えるとふふっと微笑んだ
そうなんだ、知っているようで知らないことって多い
どんなに仲のいい友達同士でもすべてのことを知ってるとは限らない
なおさら涼くんとか拓巳くんとかは家族の話題はタブーなのかあまり話してもくれなくて言葉を濁すことが多かったんだけど・・・
茜ちゃんのオーラがそうさせてるのかぽろっと涼くんも話してしまったのかもしれないね
「そんなことより莉子・・・おめでとう!よかったじゃん」
「ほんと!ほんと!よかったね~おめでとう!もう蓮兄には報告したんでしょ?何か言ってた?」
ふたりのおめでとうって言葉に嬉しくて涙が込み上げる・・・でも、玲奈ちゃんの言葉にあたしは黙って首を横に振った
「ほんとにほんと・・・・昨日涼くんのお父さんの病院に連れてってもらってちゃんと検査もしてきたから間違いないよ」
「そうなんだ・・・・って涼くんの家ってお医者様だったの!知らなかった~知ってた?茜ちゃん」
「だからか・・・・どこの病院連れてったのかなって思ってたけどお父さんの病院に連れてったんだ、なるほどね・・涼くんとこの病院ってだけですぐ妊娠って言葉が頭に浮かぶもんね」
ひとしきり騒いだあと冷静になったふたりはそのあと涼くんの家の話題になりお父さんが医者だと知っていたのは茜ちゃんただひとり
なんでも試験勉強で一緒に勉強したときどこの大学を受験するのかってさらっと聞いたら本人が医学部って答えたそうで・・・・
「親父みたいな医者になりたいから医学部受験してゆくゆくは医者の道に進みたい、そんなこと言ってたから家は医者だってことは知ってたけどまさか産婦人科医だとはその時は知らなくて、まあ産婦人科医だと知ったのはつい最近のことだけどね」
茜ちゃんはそう答えるとふふっと微笑んだ
そうなんだ、知っているようで知らないことって多い
どんなに仲のいい友達同士でもすべてのことを知ってるとは限らない
なおさら涼くんとか拓巳くんとかは家族の話題はタブーなのかあまり話してもくれなくて言葉を濁すことが多かったんだけど・・・
茜ちゃんのオーラがそうさせてるのかぽろっと涼くんも話してしまったのかもしれないね
「そんなことより莉子・・・おめでとう!よかったじゃん」
「ほんと!ほんと!よかったね~おめでとう!もう蓮兄には報告したんでしょ?何か言ってた?」
ふたりのおめでとうって言葉に嬉しくて涙が込み上げる・・・でも、玲奈ちゃんの言葉にあたしは黙って首を横に振った



