続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々

翌日はいつものように学校へ登校



朝はあんまり食欲がなかったあたしだけど今日からはミルクティとトーストを頑張って食べてきた




なにせこの頃朝起きるのが非常に辛くて寝ても寝ても寝たりないって感じの日々




妊娠するとこんなに眠いなんてあたしだけなのかな




それよりも今日、紗枝子さんに連絡して今月いっぱいでバイト辞めるって言わなくちゃな~



せっかく声をかけてくれた紗枝子さんに申し訳ないけどお腹の赤ちゃんの為に負担になるようなことはなるべくしたくない



そう、思ったから・・・・この子を守ってやれるのは母親のあたししかいない





そう、微笑むとまだふくらんでもいないお腹をそっと撫でた



いつものように教室に入ると茜ちゃんと玲奈ちゃんが心配そうにあたしに駆け寄ってくる




そうだ忘れてた・・・・あたし早退して二人に連絡するのすっかり忘れてたんだった




「莉子おはよ~大丈夫?涼くんから聞いたよ!途中で偶然逢って病院に一緒に行ったって聞いたけどもう平気?」



「う・・・・うん全然平気~心配かけてごめんね」




「莉子ちゃんメールしてもまったく返事くれないしあたし心配しちゃったよ~茜ちゃんに聞いてびっくりしちゃったし・・・滅多に早退なんてしない莉子ちゃんに何があったんだろって
でも、元気そうで安心した!」




ふたりの笑顔が眩しいな・・・涼くん自分の病院に連れてったこと言わないでいてくれたんだ