続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々

あたしはなんだか出て行った美帆ちゃんが気になって蓮が止めるのも聞かず海岸を捜しに行った




でも夜道は危ねえから俺も行く!という蓮と俺も美帆を捜しに行くと言って聞かない慎ちゃんと三人で行くことに・・・・





夜の海岸を歩いているとほんのりと香る潮の香り



昼間はあんなに賑やかだった海岸も人影はほとんどなくてせいぜいカップルが何組か居る程度




海岸に着いて辺りを見回すと中学生くらいの小さな女の子が砂浜に座ってじっと海を見ているのが目に入ってきた




「慎ちゃん・・・・あの子、美帆ちゃんじゃ」




波の音に掻き消されて聞こえなかったように思えたけど慎ちゃんはあたしの言葉がしっかり耳に入ってきたみたいで隣で深い溜息をついたかと思うと頭をくしゃくしゃっと掻いた




「東條君は美帆が俺に惚れてるって言うけど・・・・美帆が心の底から惚れてるのは俺じゃない・・・」




慎ちゃんはそう呟くと砂浜に座り込んで美帆ちゃんのほうをじっと見つめた




「俺、似ているらしいよ・・・・美帆の好きだった幼馴染に・・・美帆は彼と俺を重ねて見ているだけで好きとは違うと思う」



「似ているって・・・・重ねて見ているって・・・それってどういうこと?」




美帆ちゃんは幼馴染の彼と慎ちゃんを両方好きってこと?



あたしが疑問を浮かべながら慎ちゃんに問いかけようとすると隣に居る蓮がふっと少し微笑んだ