「そうだ姫さま、国王がお呼びです。すぐにいらしてください。」

「父上が…?」

昨日のことかな? 



国王の間の前で、先を歩いていたレアが立ち止まった。 

「ここから先は、ラヴィ姫と国王さまだけでお話ください。わたくしはここに控えております。」


あたしはレアをドアの外に残して、父上の部屋に入った。