「姫様、ここが村のウサギたちがよく来るラズベリーの森ですわ。」

上品なおでぶうさぎのフェリスが指さした先には、深い森の入り口があった。 

「ラズベリーが採れるの?あたし大好きなんだー」 
「ラヴィ姫、『わたくし』と言うべきでは。」

「あ、た、し!」

「おしおきしますかな。」