気付くと朝のラッパが響き渡っていた。 

あたし、レアの部屋で寝ちゃったんだ。 

「おはようございます、ラヴィ姫。」

「あ…」


レアはいたって普通。 

「ちょっとあなた…」

「なんです?」

「昨夜の事…」

「昨夜?」


あれ。 
あれれ?

「覚えてないのか…?」