うさぎ姫とおおかみ執事

苦しそうなレアを介抱しようと、あたしは彼の肩に触れた。 


その瞬間。 


あたしは勢い良く腕をつかまれ、そのままレアの胸元に倒れこんだ。 


「なっ…!!」


「我慢が…出来ない…」

きつい位に、苦しい位に、あたしは抱き締められていた。