うさぎ姫とおおかみ執事

長いパーティーが終わった。 

「ラヴィ姫、お部屋に戻られますか。」 

あたしのすぐ脇に、ずーっっと立ってる。 
おおかみ執事のレア。 


「…あなたも部屋についてくるの?」

「もちろんです。ラヴィ姫の傍を離れたりはしません。」


ぎょ!! 
なんなのこの男…

「護衛兼、執事ですから。」