『蓮… 蓮は“見える”人なんだね。』 悲しそうにほほえんだであろうあたしに、蓮もまた、悲しそうにほほえんだ。 『蓮、おねがい。 ヒロに見せたい景色があるの。』 「………。」 蓮は黙って頷いた。 「宏斗、行こう。」 「は?どこに…」 「中原、センセー適当に言い訳しといて。」 クラスの子に言い訳を頼んで、蓮とヒロはあたしについてきた。