「…オマエにも、いつか知る日が来るだろうから。 そのときは─────。」 ビュッ ちょうど、強い風が吹いた。 『ごめん、聞こえなかったんだけど…』 そのときは、なに? どうなるの? 知るってどいうこと? ささやかな恐怖が、あたしを襲った。 知ってしまったら、なにか変わるの? どうなるの? 『何かが変わってしまうなら… あたしは、聞きたくない。』 「駄目だ。 瑠羽には聞く義務がある。」 聞く義務…。