黒ずきんちゃん



はぁ…はぁ………。。

どんだけ走り続けただろう。

さすがに疲れた…。


足が遅い黒ずきん。

すぐ逃げられる。


なのに…、
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

いつもいつも私の目の前にいきなり現れる。

逃げても逃げても、どこから現れるかわからない恐怖に私は泣きそうになった。