「…何よ、これ。」 クラスメイトの1人、麗子が呟いた。 「じ、じゃあ、これ、来週までに生き残りが1人にならないと全員死ぬ…ってこと……?」 震える声で愛美が言う。 愛美の問いかけに答えるものはいなかった。 意味は理解していたが、答える気力を失っていた。