合否発表の日、私は張り出された合格者の番号の羅列を、呆然と突っ立って見ていた。 一生懸命勉強して、学校でもいい成績だったから。 この結果は信じられなかった。 目の前に私の番号は印字されてなくて。 手に持っていた受験票は、冷たい風に吹かれてどこかへ飛んでった。