どっちにしろ、中央を陣取って楽しそうに騒ぐ奴らの目なんかに、地味な私は映っていないのかもしれない。


こうして騒がしい教室にぽつん、と、自分の席に座って1人で勉強している自分が哀れに思えてくる。


「トモダチ」なんて、上辺ですらいなくて、毎日を1人で過ごしている自分が酷く滑稽で惨めで・・・。


それでも、自分を守ってあげたくて。


私は、心の中であいつらに暴言を吐く。