俺だけのモデル


✳︎✳︎✳︎




自宅に帰ってきて、ヒカリをベットに下ろした。

そのまま、俺も腰を下ろす。

草野に手渡されたショップバックから一着一着抜き取っては、拝見する。




懐かしいな。
だいぶ前に俺がデザインしたやつ。



ヒカリ、やっぱセンスいいな。
しかも全部俺がデザイン担当したやつだ。




だ・け・ど

量多すぎだろ!
2,3着そこらじゃなくて、裕に10着はあるであろう。



まぁ、それも同じ系列で経営しているセレブ向けブランド“O-tick”の方だから値段が高いわけで……



あぁー。
草野のやつ、今度、締めとかないと。



最後に請求書を手に取ると、桁がやばいことに……



うげっ……



もうぜってー、草野にヒカリを預けねぇと俺はその時誓った。



額を見て顔をしかめていると、やたらその請求書がデコボコしてるような、気がして裏側をひっくり返した。