俺だけのモデル


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もう定時か……

そろそろ帰るか。
そう思い、席を立って帰り支度をする。



午前中なんて散々だったけど、
ヒカリがいなくなってから、だいぶ仕事がはかどった。




「あっ!リクさんもう帰りですか?」


「あぁ。お前らもあんま遅くなるなよ」


「分かってますよ!お疲れ様です」


「お疲れ」




さてと、制作部の方にヒカリを迎えにいかねぇと……


革靴を履いた足が早なる。
開けっ放しの扉から顔を出した。




「ヒカリいるか?」


「あぁ、ヒカリちゃんですか?疲れて寝ちゃったみたいで……」


「ヒカリ、起きろ」




机にうつ伏せになって寝息を立てるヒカリ。
肩を揺らすが、うぅ〜と唸るだけで全く起きなかった。