✳︎✳︎✳︎ 「うわっ!可愛い」 「水色合うなぁ〜」 レースたっぷりのヒラヒラしたワンピースを着せるとヒカリちゃんはニコニコして、くるりと一回り。 裾がふわりと広がる。 「ヒカリちゃん、おいで!」 私は鏡の前にヒカリちゃんを座らせる。 コテで髪を巻いて、軽くメイクさせれば…… ほら!完ぺき! 「土谷さん。ヤバイです。ヒカリちゃん超可愛い!」 「草野。遊ぶのもその辺にしとけよ」 「はーい。私、ちょっとリクさんのとこ行ってきまーす」