俺だけのモデル

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はぁ〜

これじゃ、仕事全然進まないじゃん。




頼んでいたフィッティングモデルが急遽来られなくなってしまったのだ。




あーぁ。
どっかで、挽回しないとダメだよな〜
今週は休日なしかな……




悶々としたまま、お手洗いに向かおうとした時だった。

私のすぐ横を通り過ぎるヒト。




ガシッとその腕を掴んで捕まえた。

捕まえられた張本人は、突然のことにビクっと肩を揺らす。




「ヒカリちゃんだよね？身長何センチ？」


「ひゃく……ろくじゅう…さん……」