愛してるって言ってみたい。

サラッと流し、チャイムがなるまでの間、ずっと朱利と他愛もない話をしていた。


____キーンコーンカーンコーン。

お昼休みが始まる合図のチャイムがなる。

それと同時に、朱利があたしの机の前に立つ。

「お昼、一緒に食べよ!……春季君と勇気君と一緒に……!」
顔を真っ赤にする朱利。


……乙女だなぁ。朱利の照れた顔を見るとふと、そう思った。

「いいよ。誘ってみるね」

そう言い、春季君達の元へあたし1人が寄って行く。

「春季君、勇気君。朱利とあたしと一緒にお昼食べない?」

「いいぜ。」
「春季が行くなら、俺も行くっ!」

その声を聞いたのか、朱利が小走りであたし達の元に来る。

「屋上で食べない?」
朱利の提案にみんなOKを出す。


屋上に続く階段を上り、重たいドアを開ける。

「風が気持ちぃぃいい!」
勇気君が両手を広げ屋上を走り回る。

「勇気、ばかみてぇだぞ。」
口元に腕を当て、吹き出しそうになるのを堪えてる春季君。

「あぁー?いいんだよ、バカだし。」