愛してるって言ってみたい。

その日は入学式を終え、 あたし、朱利、春季君、勇気君で一緒に帰った。

「春季〜、デパートよろーぜ。」
勇気君が春季の肩に手を乗せニヤニヤしながら話す。

「…いいけどよ、こいつらどうする?」
春季君があたし達を見る。

勇気君は、う〜んとうなり、
「一緒に行くべ?」
と言った。

「あたしパス!今日は友達とカラオケ行くから早く帰んなきゃだし。」

朱利が携帯をカチカチいじりながら、答える。

「そっかぁ〜。季薇ちゃんは?」

「あたしも朱利とカラオケ行くんで…。パスしますね、ごめんなさい。」

あたしは軽く頭を下げる。

「別にいいぜ。んな、謝んなよ〜!季薇ちゃんて、面白い人だね!」
勇気君がニコっとする。

「んじゃ、勇気行くぞ。」
春季君は、あたし達にひらひらと手を振り歩き出す。

「おう!じゃあね!朱利ちゃん、季薇ちゃん。」
勇気君もあたしたちに手を振りスキップしながら春季君に、近寄る。

「じゃあね〜!」
「また明日ね!」
あたし達も勇気君と春季君に手を振る。

あたし達は逆方向に歩き出す。
「それじゃあ、向かいますか!」
「そうだね!」


9時ぐらいまでカラオケをして、家に帰宅して、次の日の準備をしている時だった。

ティロリロ〜ン♪

携帯がなった。

…この着信音は、朱利だ。

携帯を開くと案の定、朱利からのメールだった。


__________
朱利

件名:朱利だよ〜ん(o^^o)


今日ゎ楽しかったね〜♡

また行けたら行こうっ(^^)


てか、あたしね……春季君みたいな人がタイプなんだよね!それで…好き…なのかなぁ?笑まあ!好きなの!///
誰にも言わないでね⁉︎あたし達2人の秘密(^_^)v
朱利★彡
__________

へぇー…!朱利、春季君が好きなんだ!でも、驚いたなぁ〜。春季君みたいな人がタイプなんて!

とりあえずあたしは、

そうなんだ!頑張ってよ!
もうすぐで、宿泊学習あるしっ!その時にレッツ、アピール!笑

と、返信をした。

返信した後すぐにお風呂に入った。

お風呂から上がり、部屋に戻ると携帯がピカピカとピンク色の光が点滅してた。

携帯を開くと朱利からの返信があった。

あ、宿泊学習かぁ〜!おんなじ部屋だといいな!もちろん、季薇ともね!
季薇は好きな男子見つけた?


好きな人……。そんなの出来たことがないあたしにいるわけないし!
そう思い、速攻で返信した。


うん!同じだといいね(^-^)
好きな人いるわけないでしょ!笑
このあたしが( ̄O ̄;)
もう一生彼氏なしかもぉ〜!どうしよ〜汗


そう返信し、歯を磨こうと部屋を出る。

洗面所はあたしの部屋の隣にあるから、すぐ近くだった。

そこで歯を磨いてるとまた朱利からの着信音がなった。
…電話だ!
急いで口をゆすぎ、部屋に戻る。

携帯を開き、すぐ電話に出る。

『もしもしー?』

『朱利、どうしたの?』

『メール返すの面倒だし?』
朱利の笑い声が聞こえる。

『あ、そうだよね〜!で、何か話したいことあったの?』

『あ、そうなんだよ〜!あたしね、入学式の途中で春季君とメアド交換したんだけど、なんて送ればいいのかな?って思って!』
入学式の時になにしてんのよ…!
でも、内容は困るかも…。あたしはそういうのしたことないけど、それは、悩むかも!

『…ねえ、季薇聞いてんの?』

『ごめっ…考えてた!』

『あっ、そっか。ありがとう!』

『ううん!』