なんとか肩で息をしている私をよそに 佐野くんは余裕の笑みでいる 「何なのっ!?なんでキスなんか…」 フ…フ、ファーストキスだったのに!! 「お前が可愛いからいけねぇんだろ?」 か…か、か、可愛い?! 「じゃあな。」 そういって佐野くんは屋上から出ていった