『…………………どこだよ?ここ……』

辺り一面
木・木・木!
一面森なんですが…
自然は好きだけど、こーゆー深い森とかは嫌いなんだよな…
ま、いっか。
とりあえず、ここから出るかー


10分後

『………』

20分後

『………………』

40分後

『………………………………
僕…迷った?』

迷いました。完璧に

『はぁ…どうしよ?』

「おい。お前、そこで何してんだ?」

『…?』

「いや、何してたんだよって?」

『…だれですか?』

「いやいや、質問に答えろよ。」

『やだ。それよりだれですかって聞いてるんですよ』

「…」

『…』


なんで黙ってるんだろう?

「…俺は藤堂平助だ。
お前は?」

『……と、藤堂…?』

「?どうかしたんだよ?」

『藤堂…藤堂…平…助…
新撰組八番隊隊長の?』

「?!何でそれを…」

あ、やば
墓穴ほった

『あーうん。まー。いろいろ有るんだよ』

てか。この人が新撰組の藤堂平助なら…ここって…

『あのー…
ここって…江戸?』

「?何言ってんだよ。
江戸じゃなかったら何処だよ。ここ」

『……』

「何してんだよ。
どうしたんだよ?」

「何してんの?平助。
…その人は?」

「あ、総司。
こいつ、ここに居てさ変な質問ばっかするからさ」

「ふーん…
とりあえず…屯所に連れて行こうか
変な格好してるしね」

「おう。そうだな
連れて行こうか」

『いやいや。僕を抜いて勝手に話を進めないでくれないですか?』

「じゃ、来てね♪」

『いやだからいやだとい(ry

5分後

『わかりましたよ…
ついていけばいいんでしょ?』

「はい♪」