忘れすぎ!







「届けてあげなよ」






愛香にそう言われて走っていった





「明瀬、」





「ありがとーー」





「明瀬水筒忘れすぎ」




「前の水筒おいてくれてたのって、」




「そうだよ、」




「あんときはありがとう!



そして今までありがとーー



お前といると楽しかった、」





「私も」



「俺!外国行くんだ、」



「ぇっ!」




「再婚相手が向こうで


仕事してる人なんだ」



「、、、」




「って事だから、バイ!」



ちょっとまて、







やっぱり好きだった、







大好きだった、






「ねぇ!明瀬!


私明瀬のこと、」