あの時、気づくのが遅かったあたしは 2人から笑い者にされた。 あのおかげで、お兄ちゃんの部屋に入るのがトラウマになった事は お兄ちゃんも、悠ちゃんも知らない。 「明里!…聞いてる?」 顔を覗き込む悠ちゃん ごめんなさい …聞いてませんでした