【完】月唄-TsukiUta-『短編』


「本名は?」


「企業秘密」


コンナヤツが蓮のハズない

あたしは、また後ろを向いて

歩きだそうとすると


「ねぇ、舞雪。悲しい曲だね」


いきなり何を言い出すのか。


「は?」


ふりむかずに答える。