そんな事を思ってると、

あいつが大声で叫んできた。

「尚樹ーーーーーーーーーー‼‼」

ズキ…もうお前は…ほかの奴のものになっちまったんだな。

でもそんな事は言えない。

だからつい強めに当たってしまう。

「そんな叫ばなくても聞こえるけど。」

なんで俺はいつもこうゆうことしか言えねえんだ。

もちろんなぎさは怒っている。

そしていつものような言い合いをしてたら、

なぎさが言ってきた。

「尚樹今日機嫌悪くない?」

っ…そんなの当たり前だろ。

と思っていると、

「もしかして、私が優くんに告白されたからー?」

はっ…な…なんで!?

お前…もしかして俺の気持ちに気付いてんのか!?

でも俺は必死にごまかした。